スポーツ娯楽施設、3月先行オープン 神戸・六アイの新商業施設 ドラッグストアや100円ショップも

神戸ファッションプラザに3月開業する「ロッコウアイパーク」内のスポーツ娯楽施設のイメージ(SCコミュニケーションズ提供)

 神戸・六甲アイランドの大型複合施設「神戸ファッションプラザ」の商業棟に3月1日、商業施設「ROKKO i PARK(ロッコウアイパーク)」がオープンする。ドラッグストアや雑貨店から体感型スポーツ施設まで幅広いサービスをそろえ、地域住民らに日常の利便性と非日常の楽しみを提供する。

 所有する廃棄物処理大手の大栄環境(本部・神戸市東灘区)が発表した。運営は、商業施設運営のコンサルティングなどを手がけるSCコミュニケーションズ(同市中央区)が担う。

 地上9階建てで、3月に3~8階部分を先行開業する。8階にはスポーツ娯楽施設の「KOBE SUPER STADIUM(コウベスーパースタジアム)」がオープン。バンダイナムコアミューズメント(東京)が企画し、忍者気分で障害物を乗り越える屋内最大級の「ニンジャレースグレート」など22のコーナーを設ける。

 3階にドラッグストアのキリン堂、4階に100円ショップのダイソー、5階に高品質工具の「ファクトリーギア」がそれぞれ開店。6、7階では神戸のスポーツの歴史などをパネルで紹介する。

 1、2階に進出する食品スーパーのヤマダストアー(兵庫県太子町)は、工事の関係で開業が遅れる見通し。

 商業棟は1997年に専門店街「Rink(リンク)」として開業したが、近隣施設との競争が激化し、映画館の閉館を機に来客が落ち込んだ。いったん全店舗が閉鎖されて以来、6年ぶりの全面再開となる。(横田良平)

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