輪島、初日出願ゼロ 県内公立高一般入試受け付け開始

願書に受験番号を押印する事務職員=泉丘高

  ●全体は1984人

 石川県の全日制公立高一般入試の願書受け付けが15日、40校65学科9コースで始まり、初日は一般入学枠6775人に対し、昨年より700人少ない1984人が出願した。出願倍率は0.29倍(前年0.38倍)だった。地震で被害の大きかった奥能登では、前年の初日に85人が出願した輪島がゼロとなった。

 県教委によると、初日の出願者数が最も多かったのは泉丘の202人で、二水188人、伏見135人、桜丘126人、錦丘と金沢商が118人と続いた。推薦などを含めた今年の総募集定員は、前年より160人少ない7480人。

 奥能登では、輪島がゼロだったほか、穴水は1人(前年29人)、門前は14人(同23人)。能登は52人(同27人)、飯田は38人(同21人)で、いずれも前年の初日を上回った。

 願書の受け付けは20日に締め切り、26~29日に志願変更を受け付ける。試験日は3月6、7日で、14日正午に合格発表が行われる。

 定時制の出願は3月5~19日で、試験は25日、合格発表は28日正午となる。

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