ムバッペがPSG退団を決断…アル・ケライフィ会長に自身の意向を正式に通知

退団決断のムバッペ[写真:Getty Images]

フランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)が、パリ・サンジェルマン(PSG)に今シーズン限りでの退団の意向を伝えたようだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ムバッペは15日にPSGのナセル・アル・ケライフィ会長に対して今季限りでの退団の意向を正式に通知したという。

そして、PSG側はこれ以上の慰留は不可能だと腹をくくり、今後数カ月間で退団に向けた諸々の話し合い、エースの後釜獲得への動きを進めていくという。

さらに、新天地の最有力候補として名前が挙がるレアル・マドリーは、サラリー面を含めタフな交渉が求められるムバッペサイドとの交渉により注力していく構えだという。

2017年にモナコから鳴り物入りで加入したムバッペは、ここまでの在籍期間で290試合に出場し、クラブ歴代最多の243ゴールを記録。5度のリーグ優勝を含め通算13個のタイトル獲得に貢献。また、個人としても5度のリーグ・アン得点王に輝いている。

これまで幾度となく退団の可能性が取り沙汰されながらもパリに残留し続けてきた25歳だが、ついに今季限りでの退団を決断。今後の去就に大きな注目を集めつつも、残り数カ月では悲願のビッグイヤー制覇を含めてシーズン3冠を目指すことになる。

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