川西バイパス北側、来月9日に開通 

 県置賜総合支庁は15日、国道287号川西バイパスの北側区間(川西町中小松~同町西大塚)が3月9日午後2時に開通すると発表した。米沢、川西の両市町方面から、高規格道路の新潟山形南部連絡道路や公立置賜総合病院(同町)などへのアクセスが向上する。

 川西バイパスは米沢市と長井市を結ぶ米沢長井道路の一部で、川西町時田と同町西大塚を結ぶ全長5.7キロ。このうち、北側の2.9キロ区間が開通する。車道の幅は片側3.25メートル、路肩は同2メートル、歩道同2.5メートル。新潟山形南部連絡道路の一部を構成し、同日開通予定の国道113号梨郷道路への接続道路でもある。

 開通区間の事業費は73億円。残りの2.8キロ区間は地盤改良などの工事を進めており、同バイパスの全線開通は2028年度を予定している。

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