「春一番」も去年より早く観測 都内で季節外れの暖かさ 4月下旬並みに

2月15日の都内は春のような季節外れの暖かさとなりました。都内は4月下旬並の気温となり、「春一番」が観測されました。調布市では暖かさの影響で、多くの梅が例年より早く開花しています。

2月15日、都内の最高気温は、都心で21.1℃、八王子21℃、そして青梅で21.4℃を観測。20℃超えの地点が相次ぎ、各地で4月下旬並みとなりました。

東京駅前を通る人の服装を見てみても、シャツの袖を捲ったり、上着やマフラーを手に掛け歩く人の姿が多く見られました。

(通勤中の人は)
「きのうも暑かったがきょうも暑いですね。インナーを薄目のものに夏用にしています」「暑いので、ダウンはなくしてもいいかなと思いました」

季節はずれの暖かさとなった東京。2月15日、関東地方では去年より14日早く、「春一番」が観測されました。暖かさの影響は、調布市でも…

(荘記者)
「神代植物公園に来ています。ご覧ください!たくさんの梅の花が咲いています。そして近づいてみると、いい香りが漂います」

神代植物公園で開催中の「梅まつり」。園内にあるおよそ160本の梅の木は、多くの種類が開花していました。担当者によりますと、暖冬の影響で例年より開花が早くなっているといいます。

(訪れた人)
「まだそんなに咲いていないかなと思ったが、かなり咲いていて、すごく見応えがあって、来てよかったと思う」「花がいっぱいついていて、良い香りもしていて、すごくきれいです」

神代植物公園の梅は、来週見ごろを迎えるということです。

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