『お客様は神様』とは言いませんが、接客態度の悪い店員さんだと、客としては気持ち良く買い物ができないですよね。これは筆者と筆者の友人・Yが体験した、非常識な店員さんのエピソードです。
欲しかったコート
私が友人・Yと一緒に買い物へ行ったときの話です。
Yが以前から欲しがっていたコートがセールで安くなっていると聞き、私たちは楽しみにしながら店へ向かいました。
セール中ということもあり、店は大混雑！
それでもYの欲しかったコートをGETすることができ、私たちは試着室を使う列に並びました。
不機嫌な店員
試着室の列の先頭にはショップの店員さんが立って、案内をしていました。
Yの順番になるとYからコートを受け取り、「こちらへどうぞ」となぜかものすごい無愛想な態度！
Yが試着室へ入ってコートを受け取ろうとすると「無理に着ない方が良いですよ。ボタンとか取れたら弁償になっちゃいますから。」と薄ら笑いを浮かべながら言い放ったのです。
とっさのことでその時は何も言い返せなかったのですが、店員さんの暴言にふつふつと怒りが湧いてきた私たち。
確かにYは少しぽっちゃり気味の体型ですが、サイズはLサイズ。
コートもLサイズだったので、着られないほどではなかったのです。
失礼な態度
Yのコートはジャストフィット！
「さっきの店員さん、忙しくてイライラしていたのかもね。」と2人で話しながらレジへ向かうと、当の本人がレジを担当していました。
Yが「これお願いします。」とコートを差し出すと「あ、着られたんですね。」とありえない一言。
あまりの非常識さに、普段温厚なYがブチ切れて言い返したのです！
「あなたね、さっきから失礼じゃない？ 私がここの洋服買っちゃいけないの？」
謝罪
言い返されて驚いたような顔をしていた店員は、横から出てきた店長に連れていかれました。
事の経緯を話すと店長は平謝り。
例の店員は普段から接客態度の悪さが目立ち、何度もクレームを受けていると話してくれました。
Yはとても欲しがっていたコートだったのに、気分が悪いと購入しませんでした。
後日、店側から正式な謝罪があり、例の店員は店を去ったようですが、何とも後味の悪い体験になってしまいました。
接客態度
接客のお仕事は、いろいろなストレスがあるんだろうと思います。
しかし、だからといって自分のストレスを関係のない客にぶつけるのは、あまりにも非常識ですよね。
Yは今でもコートの話をします。
「腹立つから、痩せてやる！」とポジティブなYには頭が下がる思いです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター：RIE.K
