三原市長選 前教育長の計田氏が出馬表明 府中町長選も町議の寺尾氏が表明

7月に行われる三原市長選挙に、新人で前の教育長、計田春樹氏が立候補することを表明しました。

計田氏は、69歳。小学校の校長や市教委の教育委員を歴任し、2020年4月から1期3年間、教育長を務めました。

計田春樹氏
「(現市政は)経済の活性化、離島や中山間地域への支援、あるいは高齢者支援など市民全体に目が届いていない」

その上で、物流センターなど雇用を生み出す企業誘致の推進や、農業の担い手不足対策などを掲げています。

三原市長選挙には、計田氏のほか、現職の岡田吉弘氏と市議の田中裕規氏が立候補を表明しています。

一方、5月に予定されている府中町長選挙には、新人で府中町議会議員の寺尾光司氏が無所属での立候補を表明しました。寺尾氏は、府中町出身の65歳。府中町職員を務め、2020年9月の府中町議会議員選挙に立候補して初当選しました。

寺尾光司氏
「これまでの町づくりを継続し、さらに発展させていくためには、長く町行政に携わってきた私が次のリーダーとなって、町づくりを力強く進めていきたい」

利便性が高く快適、というまちの特徴をステップアップさせ、活力ある持続可能なまちを目指すと語りました。現職の佐藤信治町長は、次期選挙には出馬しないと明らかにしていて、府中町長選挙にはこれまでに、元町議会議員の新人、川上翔一郎氏が出馬を表明しています。

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