殺人、放火など無罪主張、詐欺罪のみ認める

 2020年12月、青森県七戸町で事故を装い、知人男性を除雪機でひき殺したなどとして、殺人や殺人未遂など七つの罪に問われた被告の男(37)=本籍同町=の裁判員裁判初公判が16日、青森地裁で始まった。被告は罪状認否で、殺人、殺人未遂、現住建造物等放火、非現住建造物等放火、現住建造物等放火未遂、器物損壊の各罪の起訴内容について「(事件現場に)いませんでした」「火をつけていません」などと述べ、いずれも無罪を主張。詐欺罪については「被害者に迷惑をかけてしまった。申し訳ない」と起訴内容を認めた。
 

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