新大関琴ノ若「最高位を」と決意 出身地、千葉・松戸市長を訪問

千葉県松戸市の本郷谷健次市長(中央左)を表敬訪問した大相撲新大関の琴ノ若関(同右)。右端は父の佐渡ケ嶽親方=16日午前、松戸市役所

 大相撲の新大関、琴ノ若関(26)が16日、所属する佐渡ケ嶽部屋があり出身地でもある千葉県松戸市で、本郷谷健次市長を表敬訪問した。千葉県出身力士としては69年ぶりの大関だが「あくまでも通過点。目標の最高位(横綱)を目指して相撲を取りたい」と決意を語った。

 市役所の玄関前で、本郷谷市長と共に多くの市職員や一般市民が、歓声と拍手で琴ノ若関を出迎えた。庁舎内で行われた会談で、市長は「市民が活躍を期待している。頑張って」とエールを送った。琴ノ若関は「松戸市に優勝杯を持って帰りたい」と応じた。

 琴ノ若関は、父の佐渡ケ嶽親方(55)の現役時代と同じしこ名で、元横綱の琴桜を祖父に持つ。

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