田川亨介がJリーグ復帰も? ハーツ移籍から半年、出番が限られる中での決断は

今季からハーツでプレーする田川亨介[写真:Getty Images]

ハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)でプレーするFW田川亨介(25)に移籍の可能性があるようだ。スコットランド『Edinburgh News』が伝えた。

サガン鳥栖の下部組織で育ち、鳥栖やFC東京でプレーした田川。サンタ・クララでのプレーを経験すると、今シーズンからハーツへと完全移籍を果たした。

2度目の海外挑戦となった中、ハーツでは多くの出番は得られていない状況。スコティッシュ・プレミアシップでは8試合でノーゴール。スコティッシュ・リーグカップで唯一のゴールを決めているが、公式戦14試合で1ゴールという状況だ。

シーズン序盤に負傷した影響もあるが、2024年に入ってからはリーグ戦でベンチ入りをするも出番は1秒もない状況。そんな中、他クラブからの興味が寄せられているという。

今冬にはポルトガルのプリメイラ・リーガのクラブが関心を寄せていたとのことだが、移籍は実現せず。さらに、移籍市場が開いているJリーグのクラブも注目していると報じられている。

Jリーグは3月27日まで市場が開いており、獲得する可能性は十分にあるとされ、出番が限定されている田川もオファーを受ける可能性があると伝えられている。

ハーツは田川と3年契約を結んでおり、完全移籍となる場合は移籍金を回収したい考えがあるとのこと。一方で、チームはフィットするまでの時間を考えているとし、レンタル移籍になる可能性もあるという。

チームはFWリアム・ボイスが負傷離脱しており、バックアッパーとして田川の存在を重要視。残りのシーズンでは戦力としても計算される可能性があるが、どういった結末を迎えるだろうか。

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