震度5弱以上、なお注意 1~2週間程度、活動は依然活発

気象庁庁舎

 気象庁は16日、能登半島地震から1カ月半が経過したものの、地震活動は依然活発だとして、今後1~2週間程度、最大震度5弱以上に注意するよう呼びかけた。

 気象庁によると、震度1以上は1月1日から今月16日正午までに1651回。15日までの1週間にも40回発生し、うち震度4も2回あった。

 最大震度5弱程度以上が起きる確率は、当初と比べて8分の1ほどまで下がったが、平常時の40倍程度。震度5強や6弱以上も平常時と比べると発生しやすい状態だという。

 気象庁は「被災地では家屋の倒壊や土砂災害の危険性が高まっている。復旧活動などを行う場合は、身の安全を図るよう心がけてほしい」としている。

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