千葉市の新年度当初予算案 一般会計5094億円 過去最大

千葉市の新年度当初予算案 一般会計5094億円 過去最大

 千葉市の新年度、2024年度当初予算案が発表されました。
 一般会計の予算規模は、前の年度を264億円上回る5094億円で、過去最大となりました。

 市によりますと、特別会計を合わせた予算総額も、前の年度を341億円近く上回る9531億5500万円となり過去最大となりました。

 若葉区にある北谷津清掃工場の建て替えや児童手当の対象拡大、それに、稲毛国際中等教育学校の改修などが要因で、市の貯金にあたる財政調整基金を78億円取り崩します。

 市の借金にあたる市債の残高は、全ての会計を合わせて9764億円に上る見込みで、市民一人あたりに換算すると99万7000円となるということです。

 また、市は4月から組織の一部を再編します。

 3年前に設置された新型コロナウイルス対策室を廃止する一方で、都市局で取り組んできたマリンスタジアム再整備事業を、総合政策局未来都市戦略部に移管します。

 事業を推進するための担当部長を置くとともに、部内にマリンスタジアム再整備推進課を新設するということです。

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