満身創痍のスアレスがインテル・マイアミでの引退プランを明かす 「僕にとって最後のクラブ」

インテル・マイアミのウルグアイ代表FWルイス・スアレス(37)が自らの引き際について語った。『ESPN』が伝えた。

昨年12月、すでに退団が決まっていたグレミオ(ブラジル)からメジャーリーグ・サッカー(MLS)を戦うインテル・マイアミへの移籍が決まったスアレス。バルセロナ時代のチームメイトであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、元スペイン代表DFジョルティ・アルバらとの再会を果たした。

シーズン開幕に向け、ヴィッセル神戸などとのプレシーズンマッチもこなしたスアレスは母国ウルグアイのラジオ局『デル・ソル』で自らの将来に言及。インテル・マイアミとの契約は2024年12月までで1年の契約延長オプションも付帯している中、このクラブでキャリアの幕を閉じるつもりだと明かした。

「インテル・マイアミが僕にとって最後のクラブになる。家族もすでにそのことを知っている。日程はまだ決まっていないが、これが最後のステップだ」

「この最後の挑戦に向けて準備はできているが、避けようのない疲労がある。それと、最終的には将来に向けた活の質を高めたいと思っている」

スアレスは2020年に手術した右ヒザに慢性的な痛みを抱えており、グレミオ時代から現役引退の可能性が浮上。そんな満身創痍の状態の中、直近の2023シーズンは公式戦53試合に出場し、26ゴール17アシストと圧巻の成績を残していた。

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