岡山県美作市育ちのレーシングドライバー、Jujuこと野田樹潤選手が、来年度から日本大学に進学することが決まりました。
きのう（15日）東京で、大学進学そして日本人女性初となる国内最高峰のレース「スーパーフォーミュラ」参戦の記者会見が行われました。
4月から日大に進学 新型マシンも披露！
（Juju（野田樹潤）選手）
「今までやってきたスタンス通り、ひとつひとつのレースを楽しんで、そこでベストを尽くして成長を遂げていくのが、やるべきことなのかなと思います」
春から、東京の日本大学に進学するJuju選手。きのうの会見では、今シーズンから使用する新型マシンが披露されました（【画像①】）。
「女性は通用しない、というステレオタイプを払拭する！」
Juju選手は3月開幕する日本最高峰のレース「スーパーフォーミュラ」に初参戦。F1に次ぐスピード最高時速300キロの世界に、史上最年少そして日本人女性として初めてチャレンジします。
（Juju選手）
「私に出来ることは、ベストを尽くして、最大限のパフォーマンスを発揮すること」
「『女性はモータースポーツでは通用できない』という、ステレオタイプを払拭する、そういう時代だと考えています」
“マッチ” 近藤真彦会長は「油断するとJuju選手に...」
Juju選手はその後、スーパーフォーミュラを主催する日本レースプロモーションの近藤真彦会長（【画像②③】）らとともに、シーズン開幕に向けた会見にも臨みました。
Juju選手の走りについて近藤会長は…。
（日本レースプロモーション 近藤真彦会長）
「鈴鹿のテストも拝見させさていただきましたけども、本当にちょっと『油断するとJuju選手に抜かれちゃうところでした』というドライバーの意見もありましたし、そういう意味では期待しています」
並居るドライバーをどこまで脅かすことができるのか。Juju選手を激励しました。
（日本レースプロモーション 近藤真彦会長）
「個人的にはJuju選手がどこまでやってくれるかをすごく楽しみにしています。レギュラードライバーが冷や汗をかくような、そんな走りをしていただければ」
（Juju選手）
「スーパーフォーミュラに関しては、海外からすぐにでもF1に行けるようなドライバーが集まっているので、すごく注目度は高いのかなと思いますし、そういうカテゴリーに参戦できることはすごく光栄に感じています」
スーパーフォーミュラは3月9日に三重県の鈴鹿サーキットで開幕します。モータースポーツの歴史を変える。Juju選手の新たな挑戦が始まります。
