島根県江津市にある「菰沢公園」の新しい魅力を発掘しようと、東京からツアー客を招き世界大会のルールで「かくれんぼ」ゲームが行われました。大人が真剣に遊びました。
江津市が主体となって開いた「かくれんぼ」ゲームは、「菰沢公園リブランディング事業」としての試みで、東京からのツアー客と地元で地域づくりをしている人のあわせて約50人が参加しました。
「かくれんぼ」の世界選手権のルールは日本の「缶けり」に似たもの。
鬼が下を向いて1分間数えているあいだに塀やテントに隠れたあと、鬼にみつからないようセンターの基地エリアにタッチすればチームにポイントが入ります。
一方、自分が着ているビブスの色を鬼にコールされ、先に鬼に基地にタッチされると退場。時間内に獲得したポイント数を競います。
この日は、「東京チーム」対「江津チーム」、20人ずつに分かれて、熱戦が繰り広げられました。
江津市によりますと、今回は勝ち負けが重要ではなく、公園の利用方法として楽しめるかどうかを見極めるのが重要とのこと。
江津市政策企画課 無川未来也 課長
「テスト的に取り組んでみたんですが予想以上に盛り上がって期待してるところです」
地元参加者
「楽しかったです。また機会があればやってみたいです」
地元参加者
「すごい楽しい休日を過ごさせてもらってます。子供の頃以来なんですが、童心に帰る感じがすごい楽しいです」
まずまずの手応えとなった今回の「かくれんぼ」。
江津市ではマイナーゲームの聖地としての公園のあり方についても検討していくということです。