「GAP」の推進に初の連携フェア 福島県と徳島県 東京・白金台の八芳園MuSuBu

県産品を売り込む(左から)松本さん、佐々木さん、三ケ森さん

 農産物安全認証制度「GAP」の推進に取り組む福島、徳島の両県は18日まで、東京・白金台の八芳園MuSuBuで初めての連携フェアを催している。16日は福島県の白河実高、修明高、相馬農高の生徒が店頭に立ち、各校でのGAP取得の取り組みや県産農産物の魅力を消費者に直接伝えた。

 白河実高の生徒が手がけたコシヒカリ、修明高のリンゴやブルーべリーを使ったジャム、相馬農高で造ったみそなどを販売している。16日は白河実高3年の松本夕梨奈さん、修明高2年の佐々木暉さん、相馬農高3年の三ケ森寿典さんが各校で生産した農産物や六次化商品などを消費者に売り込んだ。

 3人は「GAPの取り組みを通じて福島県産農産物の安全性やおいしさを多くの人に知ってほしい」と話した。

 17日は福島明成高、岩瀬農高、会津農林高、磐城農高の生徒が接客に当たる。

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