「生活費? 俺は一銭も出さん!」【モラ夫】を成敗!→ 嫁姑が手を組んで《驚きの作戦》に!

パートナーからのモラハラは、心を踏みにじられる最悪の行為です。でも一人でも味方がいれば状況を打破することができるかもしれません。これは筆者の友人・Fから聞いたモラハラ夫とのバトルエピソードです。

典型的なモラハラ夫

私の夫は、結婚した途端、モラハラ気質を全開にし、典型的な嫌がらせ行為を始めました。

●一切生活費を渡さない
●私が働くことを認めない
●私の行動をすべてチェックする

夫はとにかく自分の思い通りにならないと、ものすごい暴言を吐きます。暴力こそなかったものの、私は精神的に限界が近づいていました。

思い切って相談した相手

私は結婚前に両親を亡くしていて、頼れる実家がありませんでした。唯一、私を娘のように可愛がってくれたのは義母です。私は思い切って義母に相談してみようと思い、義実家へ行きました。

義母も自分勝手でモラハラ気質な義父に悩まされていて、私はたまに相談に乗っていたことがありました。そんな義母なら分かってくれるかと思い、夫の話を相談してみたのです。

モラハラの被害者

義母は私の話を真剣に聞いてくれました。そして味方になると宣言してくれたのです。
理由は、義母が悩んでいた義父のモラハラとソックリだったから。

小さいころから自分の父親のモラハラぶりを見て育った夫は、ある意味でモラハラの犠牲者だったことが判明したのです。

それでももう我慢の限界だと私が言うと、「これからの生活のために頑張って貯金しましょう! それから離婚のときに有利になるように、証拠を集めておいた方が良いわね。」と義母は励ましてくれました。

周到な準備

その日を境に、私と義母はお互い離婚するための資金を貯め始めました。また義母の知り合いの弁護士さんに相談し、どうすれば有利に離婚ができるのかというアドバイスをもらっていました。

その間も義父や夫はモラハラを発揮。証拠を押さえるべく、義母と私は甘んじてモラハラを受け入れていました。それは十分な証拠を揃えるため。弁護士さんのGOサインが出た時点で、私たちはそれぞれの夫に離婚を突き付けたのです。

その後

義父と夫は「何を言っているんだ!」「バカも休み休み言え!」などと激怒していましたが、証拠を突き付けられてぐぅの音も出ませんでした。私と義母は慰謝料をたっぷりもらい、今は実の親子のように2人で暮らしています。

義父と夫はもともと折り合いが悪かったため、実家を売り払ってバラバラに。今ではどこで何をしているのかもわかりません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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