〝新生〟OCTPATH・栗田航兵「いろんな感情もありつつ」、新加入の西島蓮汰「感動というか、感謝の気持ち」

8人組ボーイズグループ・OCTPATH(オクトパス)の栗田航兵(22)と西島蓮汰(21)がこのほど、大阪市内でよろず~ニュースの取材に応じた。5thシングル「OCTAVE/Daydream」を2月21日に発売。西島が新たに加入後初のシングルとなる。〝新生OCTPATH〟への思い、これからの目標などを語った。

―新体制となってから初めてのシングル。アピールポイントは。

栗田:(西島)蓮汰が加入してから初めてのシングルになるんですけど、僕たちグループのコンセプトである「常に上の音域、領域へ行く」というのを100%体現した楽曲と思っていますし、蓮汰が入ったことによって、飛ぶ鳥を落とす勢いのような、強い楽曲になっています。それに蓮汰の良さも100%出ていると思うので、そこは注目してほしいですね。

OCTPATH・栗田航兵(撮影・神子素慎一)

西島:韓国で撮影していただいたんですけど、MVも通して僕たちのパフォーマンスや表現したい世界観などが伝わればいいなと思っていますので、一度、見て聞いていただきたいです。

―2022年2月にデビューしてから3年目。昨年11月には新メンバーとして西島の発表があり、12月には新たな8人でライブも行った。これまでを振り返って。

栗田:全部の出来事が初めての事しかないので…。うーん、何だろう。でも、一番グッときたのは去年12月に初めて蓮汰をお披露目したライブですね。いろんな感情もありつつ、ここをスタート地点にしようと、自分の中ではターニングポイントになったと思います。

―いろんな感情とは。

栗田:僕らは結構、蓮汰が入ってくれたことによってパワーアップしたり、8人での将来を想像できたりはするんですけど…。最初から僕たちを応援してくれているTHme(スミー=ファンの総称)の方は多分、全てプラスだけの感情ではないと思っていて、どう認めてもらえるか、分かってもらえるかをパフォーマンスで示さないといけないと。でも、ライブを終えて、不安はなくなりました。

―ライブは大成功だった。

栗田:1曲目にファーストシングル「IT’S A BOP」を歌わせていただいたんですけど、蓮汰が歌い出した瞬間にイヤモニを貫通するぐらい「ワァ~ッ」て聞こえて。その歓声を浴びたいなと思いました(笑)。そこで蓮汰を認めてくれたのかなという気持ちになりましたね。バチッと決まったし、新しいスタートを気持ち良く切れたかな、というのはあります。

OCTPATH・西島蓮汰(撮影・神子素慎一)

西島:ライブに関しては、不安というより(THmeと)早くお会いして、僕がどういうキャラクターなのかお見せしたいのと、応援してくださった方もいっぱい来てくださったので、その方々にもメッセージを込めて頑張りました。ファンの方がいっぱいいてくださって、感動というか、感謝の気持ちの方が大きかったです。

―西島は加入して、すぐにメンバーとなじめた?

栗田:もともと同じオーディションで関係性があったので。オーディションが終わってからも、多くのメンバーと連絡を取り合ったりしていたので、最初からフランクに「ようこそ」って感じでした。お互いに壁を作らず、蓮汰も最初からフレンドリーに接してくれたので。

OCTPATH・西島蓮汰(撮影・神子素慎一)

―昨年10月からフジテレビで冠番組「ストイックOCTPATH!」(火曜、24・55)がスタート。

栗田:めちゃくちゃうれしいですし、めちゃくちゃ楽しいです。ストイックなロケをするんですけど、いろんな地域に行けるのでロケは大好きですし、他のメンバーが頑張っている姿を見ると、感動するけど、何か笑っちゃう、すごくいい番組です。

西島:スタントマンの体験で、高い所からジャンプして降りる練習をしようというのがあって、最初はめっちゃ怖くてできなかったんですけど、何とかできるようになって。あと短い芝居をやって。みんなから「面白かった」と言ってもらえたし、メンバーの四谷(真佑)くんがリードしてくれて、めっちゃ本当に楽しいロケになりました。

栗田:ショートドラマみたいなのを番組内でやるんですけど、もう面白すぎて(笑)。

OCTPATH・西島蓮汰(左)と栗田航兵(撮影・神子素慎一)

―ちなみに運動神経はある方?

栗田:ないですね。運動をしたことがあまりないので。小3から小6くらいまで泣きながら空手に通っていました。殴られるのが嫌だったので、組み手はせずに型だけやっていました。

西島:中学3年生までサッカーを10年間ほどやっていました。ポジションはMF。中学生の時に、市の選抜メンバーに選ばれたことはあります。

―歌にバラエティーにと活動の場を広げている。出てみたい番組は。

栗田:トーク番組ですね。頭の良い女性が好きなので、人の意見に対してスパッと自分の考えで返せるような、そういう尊敬できる方が出ている番組で、もうボコスコに言われたいです。自分の恋愛観を話して、「そんなのありえない!」と女性の方に言われているのを見ると面白いと思っちゃうので、自分が出たら面白いんじゃないかなと。

西島:食べ歩き系のロケ番組に出てみたいですね。食べながら、その街の有名なものをリポートしたいですね。

OCTPATH・栗田航兵(撮影・神子素慎一)

―アーティストとしての目標は。

栗田:いつかは絶対に紅白は出たいですね。それと武道館に立ちたいです。オクトパスも3年目に突入して、武道館に行けるような〝チケット〟を獲得するために、いろんな方に見てもらったり、愛していただけるように、歌やダンスを広めたいですね。3年目に武道館でライブをやりたいというよりは、そこに行ける資格を自分たちで身につけたいと思います。

西島:同じですね。あとは九州の方に仕事で行ってみたいです。音楽、バラエティーを問わず、地元(の長崎)や福岡とか。他にも大阪、北海道とかいろんなところに行きたいです。沖縄も。

栗田:(47都道府県)全部行きたいってことか。

OCTPATH・西島蓮汰(撮影・神子素慎一)
OCTPATH・栗田航兵

(よろず~ニュース・中江 寿)

© 株式会社神戸新聞社