宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日午前9時22分に鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げた「H3」2号機について、「計画通りだった」と明らかにした。
同日の「H3」2号機の打ち上げに関する会見で、高市早苗宇宙政策担当相は「H3ロケット2号機の打ち上げが成功した。宇宙政策の重要課題であるロケット打ち上げ能力の抜本的強化に向けた新たな一歩であり、大きな飛躍だ」とのコメントを発表した。
「H3」2号機は離陸から約16分後に2段目エンジンの燃焼を停止。超小型衛星1機を分離した。
もう一つの超小型衛星も分離し正常に飛行。2段目エンジンの再点火を経て、約1時間48分後に模擬衛星を分離した。