珠洲市は17日、同市狼煙町の狼煙漁港に能登半島地震で発生した災害ごみの仮置き場を開設した。蛸島町の鉢ケ崎海水浴場駐車場に続く市内2カ所目で、住民が家屋のがれきや壊れた家電などを運び込んだ。
崩れ落ちた自宅の瓦や木くずを運び込んだ狼煙町横山の会社員瀬戸健雄さん(47)は「これまで鉢ケ崎の仮置き場を使っていたが、往復で1時間くらいかかった。家の近くに開設してくれてありがたい」と話した。
狼煙漁港では午前9時半~午後3時に災害ごみを受け付ける。市は分別して持ち込むよう呼び掛けている。火、水曜は開場しない。