日本で流行する黒いウエディングドレスに韓国ネットも注目「意外にあり」「隠された意味が?」

15日、韓国・朝鮮日報が「日本の女性の間で『ウエディングドレスは白』との固定観念が崩れ、黒いウエディングドレスが流行している」と伝え、韓国のネット上で注目を集めている。資料写真。

2024年2月15日、韓国・朝鮮日報が「日本の女性の間で『ウエディングドレスは白』との固定観念が崩れ、黒いウエディングドレスが流行している」と伝え、韓国のネット上で注目を集めている。

記事は日本メディアの報道を引用し「日本では結婚式場で黒いドレスを着る新婦が増えている」「結婚式総合情報サイト『みんなのウエディング』で昨年1~11月に照会数1~2位を記録した商品はいずれも黒いドレスだった」「白いドレスには『あなたの色に染まります』、黒いドレスには『あなた以外には染まりません』という意味があり、より能動的なメッセージを持つ黒いドレスが新婦たちの心に響いている」などと伝えている。

また「日本で『純潔』や『無垢(むく)』を象徴する純白の西洋式ウエディングドレスが本格的に普及したのは1970年代から。日本ではこれまで、黒いドレスは喪服を連想させるとの理由で結婚式のみならず日常で着用することもタブーとされてきた」「タブーが破られた背景にはコロナ禍がある。結婚式が小規模化されたり、フォトウエディングが増えたりしたことで、人とは違う、自分だけのスタイルを求めるムードが新婦たちの間に生まれた」などと説明している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「黒いドレスも素敵」「意外にありだね」「黒いドレスは洗練されていて美しい」「黒は汚れも目立たなくていい」「数年後には韓国で主流になっていそう」「これからは黒でも白でも、ドレス以外でもいい。自分が好きだと思う素敵な服を着て結婚式を挙げたらいい」など肯定的な声が上がっている。

一方で「どうしても喪服に見える」「黒はなんだか不吉」「『結婚は人生の墓場』という意味が隠されているのでは」「やっぱり新郎新婦は白を着るべき。結婚は新たな生命の始まりだから黒は合わない」など否定的な声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

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