栃木市の養豚場「豚熱」 17日正午の時点で全体の45.4%にあたる499頭の殺処分

 16日、国の検査で豚熱が確認された栃木市の養豚場では、17日も飼育されている約1千100頭の殺処分が行われました。

 県によりますと、17日正午の時点で全体の45.4%にあたる499頭の殺処分が行われ、今後土に埋め立てられるということです。

 殺処分や消毒などの作業には延べ183人があたり、2週間ほどかかる予定です。

 また17日は、厚生労働省の調査チームが疫学検査を行いました。結果は後日、公表されます。

 現場の半径10キロ以内に21カ所ある農場に異常は確認されていません。

 豚熱はブタやイノシシだけに感染するもので、人間に感染することはなく、感染したブタの肉が市場に出回ることもありません。

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