「毎日調子を上げ続けている」ドジャース指揮官が大谷の“順調な回復ぶり”に自信! 26スイングで柵越え13本にも驚嘆「我々の予想よりずっと前進している」

日本の偉才が“快音連発”だ。

今オフにロサンゼルス・ドジャースと契約を交わした大谷翔平は、現在、米アリゾナ州グレンデールの球団施設でスプリングトレーニングに参加中。MLB公式サイトによると、現地2月16日は、実戦形式の打撃練習を見送ったが、キャンプイン3度目のフリー打撃を行ない、26スイングで13本の柵越えを披露したという。

同サイトの記事内では、デーブ・ロバーツ監督のコメントが紹介されており、「我々の予想よりずっと前進している」と右肘手術からの回復ぶりを伝えた指揮官は、「懸命に働くし、仕事に対して本当に勤勉だ」と称賛。「いつカクタスリーグの試合に出場できるかはわからないが、毎日調子を上げ続けているし、かなりいい感じだ」と充実感をにじませた。

現地3月20日に韓国・ソウルで行なわれるサンディエゴ・パドレスとの開幕戦に照準を合わせ、昨年9月に受けた2度目の右肘手術から驚異的な回復を見せている大谷。「新シーズンへの準備に彼(大谷)が何を望んでいるのか、これから話していくつもりだ」と続けたロバーツ監督は、その後も次のように自信を示している。

「誰もがフィールドでプレーする彼の姿を見たがっていることは、理解している。ただ一番大事なのは、開幕日に間に合わせることだ。そして、そのための時間は十分に残されていると思う」

あらためて状態の良さをアピールした大谷だが、はたして今季はどんな活躍が見られるか。今から彼のパフォーマンスが楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社