「マッチングアプリで知り合った彼。友だちに紹介してくれず…」お姉さまの回答がユニークすぎて笑った

叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。

2月6日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《マッチングアプリで知り合い付き合った彼との関係が発展しない》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

叶姉妹 / Via Instagram: @kano_sisters007

お便りの内容は、以下の通り。
《私にはマッチングアプリで出会った同い年の彼がいます。山あり谷ありでしたが、来月お付き合いをして1年になります》
《この1年間ずっと悩んできたことがあり、相談をお送りしました。相性はとても良いと感じています。何をもって相性が良いというのかというところはありますが、ただただ心地が良いですし、お互い高め合うこともできますし、何より2人でいる時間はとても楽しいものなので、相手のことを大切に過ごしてきました》
《ただ、関係性が進展しないのです。お友だちに紹介されることもなく、旅行に行くこともなく、日常の中でただ一緒にいる日が続いているような感覚を持ちます》
《些細なことかもしれません。ただ、私が一緒にやりたいと思うことが、彼とのリレーションシップの中にこの先起こるのかという思いが出ては消え、今に至ります》
《彼には数回お話ししました。そのときは「そんなに大事ならやってみよう」となりましたが、結局実現したものはありません。友人からも「そんな大切にしてくれない人は別れたほうがいい」と言われます》
《頭では理解していても、離れられないのはただの執着なのでしょうか? 良いときと悩むときの2つの感情に決着がつけられず、ぜひ叶姉妹のお言葉頂戴できると幸いです》

恭子さんはまず、「彼氏が友だちに紹介してくれない」という部分について、「マッチングアプリで知り合ったと言うのがイヤなのでは」と分析した。
「『マッチングアプリで知り合ったから』って言わざるを得ないのが、イヤなのかもしれないわよ。わかんないけれど、場所によってはマッチングアプリっていうのは、まだまだ正当に知り合ったという風に認知されづらくはありますよね」
また、彼が「やってみよう」と言ったのにも関わらず実現してくれないことに対しては「あくまでも彼女がそう思っているだけであって、絶対マストなことではないのでは」と自身の考えを語った。
美香さん「で、相手の男性は、彼女がやりたいことは『じゃあ今度やろう』って言ってやらないわけじゃないですか」
恭子さん「それが絶対マストなことじゃないじゃない? (彼女にとっては)当たり前だと思っていることを彼はしてくれないだけのことでしょう。あくまでも彼女がそう思ってるだけであって、それをしなきゃいけないことなんてないわけじゃない」
「それを当たり前がごとくに『紹介してくれない』とか、要は認知してもらってないというか。認知したいようなことの行為を、彼女に対して彼はしていないという風に見えると、彼女は考えているということですよね。だから、認知してないんじゃないの?」

叶姉妹 / Via Instagram: @kano_sisters007

今回のお便りのトピックである「この感情は執着なのか」という質問について恭子さんは「なぜそんな1つの言葉で括らなくてはいけないのか」と指摘した。
美香さん「この人は、『離れたいけど離れられないのは執着なのか』っていうのは、自分ではまだわかっていないわけですよね」
恭子さん「あのね、なんでそんな1つの言葉で括らなきゃいけないの? 執着とかってね、そういう風に1つの言葉で括っちゃってるけど。何なの、執着以外だったら?」
恭子さんの質問に対し「この人を逃したら次がないとか、寂しいなどの感情ではないか」と答える美香さん。恭子さんは、「寂しいなら公園のサークルに参加したらどうか」と、実に恭子さんらしいユニークな回答で返した。
美香さん「まあ……この人を逃したら次がないとか、わからないですが寂しいだけとか。感情はこの女性じゃないとわからないので、私だったらどうなのかなと思った場合、執着があるかもしれないけど、その執着の中には、この後が見つけるのが大変だとか、他にいないとか……」
「わからないですが、寂しいとかそういうのがあって執着っていう言葉になってしまってるのかなと思ったりするんですけど……」
恭子さん「寂しかったら別に、公園のサークルでも行ったらね」
最後に恭子さんは「パートナー同士がうまくやっていける確率は、年々下がっている」と自身の考えを語り、回答を締めくくった。
「多分美香さんが言ってることも、私が言ってることも違うんじゃないかなと思いますよ。最終的、結局はね、人様の考えていることなんて誰がわかるかという話になってくるんですよ。だからこの方も、付き合ってる、とても仲が良いと思っている。その思っている内容も本当はそうなのかどうなのかもわからない。だけれども、相手の方のお友だちにも紹介してくれない。その男性、いないかもしれないでしょう。だからわからないことばっかりじゃない。いわゆる、要は他人と他人の話なわけですから」
「その2人がうまくやっていける確率がどれほどなのかっていうパーセンテージは年々下がっている。だから離婚率も多くなっている。離婚っていうのは結婚があってからの離婚でしょうから、こんな段階では全然関係ないことでしょうけど。私が言いたいのは、それだけだんだんとお互いの理解力ですとか、それこそ執着力ですとか、そういう風なことがだんだんと低下している。それは間違いない事実だという、数字です」

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