老人福祉施設でノロウイルスが原因の集団食中毒 60代~90代の入居者27人と調理担当1人が下痢・嘔吐などの症状

岐阜市の老人福祉施設でノロウイルスが原因の集団食中毒が発生し、入居者27人と、調理を担当する1人が発症しました。

食中毒が発生したのは岐阜市川部の老人福祉施設「ケアハウス やすらぎの里 川部苑」です。

岐阜市保健所によりますと、2月13日にこの施設から「ノロウイルスの集団感染の疑いがある」と通報があり、60代から90代の男女の入居者27人と、調理を担当する1人に、下痢や嘔吐などの症状が出ました。

80代の女性入居者1人が入院しましたが、症状は快方に向かっているということです。

厨房などからノロウイルスが検出されたため、保健所は、この施設が提供した食事が原因の食中毒と判断し、衛生管理などの再発防止策が講じられるまで、16日から、厨房などを営業禁止の処分にしています。

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