『こんな部下は困る!』接戦の1位は「責任感がない」『困った部下の対処法』トップは「やんわり指摘」

株式会社ネクストレベルが運営する『ミライのお仕事』はこのほど、部下を持った経験がある男女166人に、自分が経験した「困った部下」とその対処法を調査した結果を公表した。

仕事ができない・扱いにくいなどの「困った部下」を持った経験があるかと聞いたところ、166人全員が困った部下を持った経験が「ある」と回答した。

「こんな部下は困る!ランキング」では「責任感がない」が1位だった。具体的な例として「指示をしても『わからない』という理由で、他の従業員に仕事を回そうする。仕事に対する責任感がない」(東京・29歳女性)、「最も衝撃的だったのは、私が仕事の説明をしている途中でいきなり立ち上がって昼食に出かけたこと」(千葉・32歳男性)、「急に連絡が取れなくなり、そのまま休職。引き継ぎなど何もなく、他の部下に仕事を押し付けることとなった」(神奈川・31歳男性)などが挙がった。

2位は「やる気・意欲がない」と「指示待ち・受動的」が同率で並んだ。「やる気・意欲がない」に関しては「何か指摘をしても『はぁ』『あぁ…』という生返事しか返って来ない」(岐阜・27歳女性)、「『失恋をしたのでやる気がでません』と言い出して、会社にはいるのですが何もしない。『辛かったら早退してもいいよ』と声をかけましたが、『帰ると考えちゃうから』と帰社時間までいました。途中泣いたり机を叩いたりして本当に迷惑でした」(埼玉・46歳女性)などのエピソードがあった。

「指示待ち・受動的」では「こちらから作業を振らないと何も行動しない。自分で考えて行動しない」(宮崎・30歳男性)、「仕事の目的やゴールを説明し、進め方の要点を説明するのだが、言われた作業しかせずに『次は何をやりますか?』と聞いてくる。まるで自分で考えていない」(神奈川・69歳女性)などの声が寄せられた。

「困った部下への対処法は?」では、1位が「やんわり指摘をする」、2位は「なるべくコミュニケーションをとる・雑談で話しかける」、3位は「話を聞く・ヒアリングをする」だった。

◆ミライのお仕事(https://jobseek.ne.jp/

(よろず~ニュース調査班)

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