東電福島第1原発事故発生当時の悲惨さや復興の様子を紹介 福島県が東京で26日まで企画展

 福島県は26日まで、東京都江東区の日本科学未来館で、企画展「東日本大震災にみる地球の動きと災害」を催している。震災と東京電力福島第1原発事故発生当時の悲惨さや復興の様子を伝える資料を並べ、未曽有の災害の記憶、教訓の継承につなげている。

 東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)の共催。伝承館が収集した28万点の資料から厳選し、約70枚のパネルを展示している。発生直後の深刻さや復興の歩みが分かる写真などを扱う。防護服や津波で流された後に見つかった財布などの実物資料も置いている。

 入場無料。時間は午前10時から午後5時まで。火曜日休館。

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