「極上の喜多方ラーメン」販売開始 会津喜多方漆器で会津牛チャーシューなど召し上がれ

提供されるラーメン(左から)塩川屋、あじ庵食堂、来夢

 喜多方市の食と文化を詰め込んだ「極上の喜多方ラーメン」が17日、販売開始となった。国内産小麦100%の麺と喜多方産の「ふくしま会津牛」で作ったチャーシューなどが特徴で、提供する食器は会津喜多方漆器を使用している。予約制で、当面は市内の3店舗で提供する。

 インバウンド(訪日客)らへの喜多方ラーメンの知名度向上などを目的に市などでつくる事業推進委が開発した。商品名は「SUGOI(すごい)」で価格は一杯3千円(税込み)。各店では麺やチャーシューなど以外は独自のアレンジを加えるなどして提供する。各店とも1日10食限定。

 同日、市内で試食会が開かれ、遠藤忠一市長や小林時夫市議会議長ら10人が味わった。遠藤市長は「国内外からの誘客に、観光資源のラーメンを活用したい」と話した。

 予約方法などは各店のホームページで確認できる。あじ庵食堂では、食前酒やご飯物がセットになった税込み5千円の「OMAKASE(おまかせ)」を1日5セット限定で提供する。提供店と予約開始日は次の通り。

 ▽17日から=活力再生麺屋あじ庵食堂▽27日から=農家レストラン塩川屋、喜多方ラーメン来夢本店

特徴などを説明する各店の店主

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