イチゴで日本中を元気に…人気の「あまりん」や「紅ほっぺ」など食べ頃 羽生でイチゴ観光農園がオープン

イチゴ狩りを楽しむ親子連れ=17日午前、埼玉県羽生市日野手新田の「げんき農場」

 埼玉県羽生市日野手新田の「げんき農場」が17日、イチゴ観光農園としてオープンした。げんき農場は農業総合メーカーの渡辺パイプ(東京都)の関連会社で、最新の栽培システムによる大型鉄骨ハウス約2千平方メートルでイチゴを高設栽培している。

 農場長の服巻(はらまき)拓さん(32)は「当農場は、イチゴで日本中を元気にすることを理念にしている。全国いちご選手権で第1回と第2回の2年連続最高金賞を受賞した埼玉県誕生の品種『あまりん』を含む5品種のイチゴ狩りが楽しめる」と話した。

 農場では「あまりん」のほか、第1回全国いちご選手権銅賞の「よつぼし」、粒が大きめの「恋みのり」をはじめ、「紅ほっぺ」や「かおり野」といった人気品種が食べ頃になっている。

 鴻巣市から家族で訪れた漆沢のぞみさん(30)は「どれも甘くて酸味があり、おいしい。気に入ったのは甘さが特徴の『あまりん』。長男奏斗も喜んで食べている」と話した。

 30分間食べ放題は、3月末までだと中学生以上が平日2600円、土休日2800円。小学生は平日1900円、土休日2100円。予約制。木曜定休。

 問い合わせは、げんき農場(電話048.538.1215)へ。

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