長崎高校文化連盟 芸術文化で活躍した4団体と4人を表彰

県高文連の表彰を受けた生徒たち=諫早市宇都町、諫早文化会館

 長崎県高校文化連盟(平山啓一会長)は9日、芸術文化の分野で本年度に活躍した高校生の表彰式を諫早市で開き、全国大会や九州大会などで優秀な成績を収めた4団体と個人4人に賞状を贈った。
 生徒らは平山会長から賞状とトロフィーを受け取った後、それぞれあいさつした。このうち第47回全国高校総合文化祭の放送・アナウンス部門で優秀賞、第7回全九州高総文祭で優勝した県立諫早2年の古賀美希さん(17)は「顧問の先生をはじめ、家族や仲間たちに支えられて、このような賞をいただくことができた」と述べた。
 第7回全九州高総文祭弁論部門で最優秀賞に輝いた活水2年の木場笑里さん(17)は「平和学習部に所属し、少しでも被爆者の方々の力になれればと日々平和活動を行っている。全国大会でも自分にしか伝えられないメッセージを、そして核兵器廃絶をより多くの方に訴えていきたい」と述べた。
 昨年11月にあった県高校総合文化祭で生徒実行委員長を務めた県立大村2年の清浦愛良さん(17)には感謝状を贈呈。清浦さんは「仲間とともにしおかぜ祭を作り上げることができ、誇りに思う。自分の成長につながるまたとない経験となった。来年度も自分たちの思いや情熱をたくさんの人に届けてほしい」とあいさつした。
 この後、木場さんの弁論、古賀さんのアナウンスの実演もあった。

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