「私はリアリスト」 足踏み続くユーベ、指揮官が立ち返る必要性を説く

ユベントスが4戦未勝利に。[写真:Getty Images]

ユベントスの足踏みが続いている。

今季のセリエAで安定した戦いを披露し、スクデット争いに食い込むユベントスだが、先月末にエンポリと引き分けてから失速気味。今月に入ってインテル、ウディネーゼにいずれも敗れると、17日に敵地で行われた第25節のヴェローナ戦も2-2のドローに終わった。

展開としても2度のリードを許したとあって、戦いぶりに課題を残すなか、マッシミリアーノ・アレッグリ監督もクラブ公式サイトによると、コメントも晴れず。まだ2位だが、チャンピオンズリーグ(CL)の出場権も手中に収めたとは思っていないと語った。

「私はリアリスト。4試合で2ポイントだが、築くのに長い時間がかかるし、すべてが壊れるのはほんの一瞬だ。今日からリセットして、物事をやり直す必要がある。正しい姿勢と注意力をもってね」

「今日は良い部分もあったが、引き分けた。負けもありえた。今夜はヴェローナが前に出たとき、彼らに得点できそうな感触があったよ。今日はたくさん走ったが、やや乱れ気味だった。その点においてはここ数カ月のように見直さないといけない」

「勝てないのは何かが欠けているということだし、今日に関してはボールを持てない試合だった。全力を尽くしたが、勝てるがどうかは頑張り次第だ。まだCLの出場権を獲得したとは思っていないし、信じてもいない」

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