ハリバートンが口にしたパリオリンピックへの思い「僕にとってはかけがえのないこと」

2月18日(現地時間17日、日付は以下同)。「NBAオールスター2024」が開催されているインディアナ州インディアナポリスではサタデーナイトと翌19日に控えるオールスターゲーム本戦へ出場する選手たちの練習とメディア応対が行われた。

開催地インディアナを本拠地に置くペイサーズのリーダー格としてイースタン・カンファレンスの先発ガードに選ばれたタイリース・ハリバートンは、「Kiaスキルズチャレンジ」で同僚マイルズ・ターナー、ベネディクト・マサリンとともに「チーム・ペイサーズ」として臨み、1人アリウープを決めて会場を沸かせ、タイブレイクで迎えたハーフコートショット対決で見事決め切り、イベント制覇に大きく貢献。

今シーズンもここまで43試合に出場し、平均21.8得点3.9リバウンド11.7アシスト1.0スティールでペイサーズを引っ張る男は、1月24日にUSAバスケットボールから発表された「2024年パリオリンピック」のロスター候補41選手に名を連ねていた。

「僕の気持ちは変わっていない。脱落するまではUSAのためにプレーするのが僕のゴールなんだ。呼ばれたら参加するよ」と口にしたハリバートンは、昨夏の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」にも出場。

アメリカ代表は大会4位に終わり、メダルには届かなかったものの、ハリバートンは平均21.5分8.6得点3.0リバウンド5.6アシスト1.5スティールを残し、アメリカ代表の主軸の1人として活躍していた。

「まだチーム入りしてはいない。けどもしあのチームに入れば、僕にとってはかけがえのないこと。昨年のチームUSAで自分たちが望んだ結果にはならなかったけど、すごく楽しかったんだ。今年もチームの一員になれたら、リベンジするチャンスを手にするから僕としてはすごく大切になってくる」

アメリカ代表への思いをそう話したハリバートンは、2000年代の同代表を見ており、2008年の“リディームチーム”を見てからは常に代表でプレーしたいと望んでいたという。

NBAは19日のオールスター本戦を終えると、23日からレギュラーシーズンが再開し、プレーオフやプレーイン・トーナメントに向けた順位争いが激化するため、パリ五輪に出場する12名のロスター決定はシーズン終了後となる。

ただ、現時点でハリバートンをはじめ、レブロン・ジェームズやアンソニー・デイビス(いずれもロサンゼルス・レイカーズ)、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)らが出場を望んでいることから、アメリカ代表は超豪華メンバーを送り込むことが確実視されている。

【動画】スキルズチャレンジを制した「チーム・ペイサーズ」のハイライト!

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