さらなるストライカー希望のユナイテッド、バイエルンの18歳テルを獲得へ?

ユナイテッドから関心を寄せられているテル[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドがバイエルンのU-21フランス代表FWマティス・テル(18)の獲得を検討しているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。

昨夏はデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドらを迎え入れたものの、今冬はファイナンシャルフェアプレー(FFP)規則の問題から新戦力の獲得に動けなかったユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督はさらなるストライカーの加入を望んでいたと公にしていた。

そんなユナイテッドは、前線ならどこでもこなせるオールマイティな18歳FWテルとの契約を希望している模様。プレミアリーグの他2クラブも獲得に興味を示しているようだが、ユナイテッドは今夏の獲得に向け、すでに接触を図っているという。

一方のテルは、バイエルンでレジェンドになるという目標を掲げているとのこと。しかし、今後数週間のクラブとの話し合いで信頼や将来性を感じられなければ、ユナイテッド行きも含め、レンタル移籍を除いたいくつかの選択肢を検討する可能性が高いとみられている。

テルは2022年夏にスタッド・レンヌからバイエルンへ加入。2年目の今シーズンはここまで公式戦27試合に出場し、6ゴール3アシストを記録しているが、大半が途中出場のスーパーサブとして起用されている。

なお、バイエルンはカメルーン代表FWエリック・マキシム・チュポ=モティングとの今シーズン限りの契約を更新しない可能性が高く、代わりに新たなストライカーの獲得を望んでいるとのこと。そのためテルが残留を選んだとしても、ポジション争いの難易度はそれほど大きく変わらない見込みだ。

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