イ・ドンウク、ドラマ出演後にスランプ?引退の考えまで…コン・ユとのエピソードも告白(動画あり)

写真=YouTubeチャンネル「チャンネル十五夜」画面キャプチャー

俳優のイ・ドンウクが、スランプによって俳優引退、移民しようとまで考えたことがあると明かした。

最近、YouTube「チャンネル十五夜」には、Disney+オリジナルシリーズ「殺し屋たちの店」に出演したイ・ドンウクがゲストとして出演した。

この日、彼は「『ライフ』というドラマに出演してから、スランプが訪れた。あまりにも酷くて、ほぼ1ヶ月間家を出なかった。自分自身に満足できなかったと思う。自分の演技もそうだし、『ライフ』という作品が攻撃の対象になるのがまるで自分のせいだと思えた。そのようなことに対する物足りなさなどでスランプに陥った。実は演技を辞めようとした。移民しようと思った。このような話は番組で一度もしたことがない。当時僕は36、37歳くらいだった。演技ができないだろうと思った。僕の評価もあまりよくなかった。その作品に対して感じる残念なことが、全部僕のせいであるような気がした。この作品に僕が出なかったら、もっと愛されて、もっとヒットしたのではないかと思った。『もう演技をしてはいけない』と思って、演技を辞めて移民しようと思うくらいだった」と打ち明けた。

続いて「1ヶ月間外に出なかったけれど、唯一筋トレをしていた。1~2週間が過ぎると、自分がいらない人間になったような気がした。何もしないで横になってばかりで、よくないことばかり考えたら、自分はこの世にいらない人間なのかと思えた。それで体を動かす必要があると思ってトレーニングを続けた。トレーニング中には雑念がなかったからだ。当時僕の状態は、外で偶然会った人々が笑って挨拶してくれるのに、心の中では僕の悪口を言っているのではないかと思えた。演技を辞めると思い続けていたけれど、規則的なトレーニングをするとそのような考えをどんどん忘れられた。腹筋が欲しい、視聴者の方々に良い体を見せなければならないというだけではなくて、これによって自分の精神状態が変わっていくと思った。トレーニングをする瞬間だけは『5kg追加もトライしてみようか』と思えた」とトレーニングを着実に続けた理由を説明した。

それからイ・ドンウクは「そんなにもトレーニングをしたけれど、当時は体形が良くならなかった。お酒を飲んだからだ。夜家に一人でいるとビールを1、2缶飲んだり、友人が家に遊びに来たりした。コン・ユ兄さんも、僕が一番大変だった時に僕を家の外に出してくれた人の一人だ。兄さんに『お前、何してる? 最近連絡がないな』と言われて、『部屋で横になっている』と答えたら、『焼酎を一杯飲もう』と誘ってくれた。すこし億劫だった。こんな話をしたって、解決することではないだろうし、意味ないんのではないかなと思った。それでも出ていってお酒を飲んでいたら、僕にそのようなことは全く聞かなかった。日常的な、平凡な話をしていたら、『僕の本当の世界はここにあるんだ。僕を批判したネット上の人々が全てではないんだ』と思った。その時から外にも出るようになって、運動をするようになった」と、tvNドラマ『トッケビ』で共演したコン・ユに言及した。

JTBCドラマ 「ライフ」は身体の中で起きる激しい抗原抗体反応のように、守ろうとする者と変えようとする者の信念が、病院の中の様々な群像の中で衝突する物語を描いた医学ドラマで、2018年に韓国で放送された。

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