リバプールの次期監督候補にポステコグルーも挙がるが…「ここに来てまだ7カ月」

トッテナム監督がリバプール行きの可能性に言及。[写真:Getty Images]

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督(58)がリバプール行きの可能性に言及した。

横浜F・マリノス元監督はセルティックでの手腕を買われ、今季からトッテナムを指揮。ソン・フンミンを中心にして、持ち前のアタッキングフットボールを落とし込み、プレミアリーグでは5位とトップ4争いを演じる。

そんなポステコグルー監督だが、今季限りで退任するユルゲン・クロップ監督の後任候補として名が…。その筆頭はレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督だが、ポステコグルー監督もダークホース的な立ち位置で取り沙汰される。

イギリス『スカイ・スポーツ』によると、ポステコグルー監督は17日にホームで行われたウォルバーハンプトンとのプレミアリーグ第25節を前にした会見で、その件を問われたようだが、否定的な発言をした。

「ここに来てまだ7カ月なのだから、明らかだと思う。我々がやりたいフットボール、なりたいチーム、持ちたいスカッドという点でまだ長い道のりにいる。まだ2回しかポジティブな移籍市場も経験していないし、ここまでのシーズンはまずまずだが、まだ先が長い」

また、「現実として、ほとんどのことは我々の手に負えないもの。だから、それを気にしたり、考えたりもしない。私には26年間のマネジメント歴があって、そこから私の仕事ぶりが非常にわかるはずだ」

「私は自分の思考プロセスを説明するものとして、その経験を頼りにしている。今はトッテナムとシーズンを良い形で締め、これから先でなりたい自分たちのために強固な基盤を確立するのが大事だ」

「それは私がこれからの14試合でもたらされるもので、そこに完全に集中している場合に限り、成し遂げられる」

また、「リバプール次期監督との関連は称賛か」との問いにも「それは場合によるね。ただ単に人々の名を出すだけなら、誰が気にする? 真面目に言って、どうでもいい」と返している。

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