内容上向かずのバルセロナ、ペドリが自軍のパフォーマンスに「後半は眠ってしまっていた」

改善点を口にしたペドリ[写真:Getty Images]

バルセロナのペドリがセルタ戦の出来を反省した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

ラ・リーガ前節のグラナダ戦を3-3のドローで終えていた中、17日には苦手とするセルタの本拠地バライードスに乗り込み、第25節を迎えたバルセロナ。後半早々に追いつかれる展開となるも、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの2ゴールの活躍により、2-1の劇的勝利を手にした。

この試合に先発し、75分までプレーしたペドリは自らのチームが抱える課題に言及。特に後半のパフォーマンスに苦言を呈している。

「自己批判しなければならない。僕らにとって良いゲームではなかった。後半は眠ってしまっていた。僕らはその点を大いに改めなければならない。実際に多くの試合で同じようなことが起こっているから改善する必要がある」

「ボールをもっと速く動かす必要があると思う。そうすることでより多くのスペースが生まれるし、より多くのゴールが生まれると思う」

また、展開の遅さについては改めて修正すべきと主張。スピードを上げて相手の守備を乱す必要があると語った。

「僕のポジションから感じるのは、ボールを保持している時のスピードが足りないということだ。結局のところ、DFとしては僕らがゆっくり動く方がはるかに守りやすい」

「彼らは中盤や低い位置にブロックを敷いて落ち着いて対応し、守備のためにハードワークする必要もない。そこは僕らが最も改善しなければならないことの1つだ」

一方、苦戦が続く中、チーム内で積極的にコミュニケーションを取っていることも明かし、21日のチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのナポリ戦に向けた意気込みも述べている。

「僕らは状況を改善し、変えていこうと話し合った。僕はこのチームに大きな自信を持っている。前線には違いを生み出せる選手がいると思うし、後方には自分たちの背後をしっかりとカバーしてくれる選手がいる。自分たちが一致団結して、やるべきことをやれば、なんだってできると思う」

「水曜日の試合を本当に楽しみにしている、ナポリ戦のために全力を尽くすつもりだ」

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