【能登半島地震】今すぐやって!避難を想定して確認すべきこと2つ

年始に「能登半島地震」が発生しました。
整理収納アドバイザーのおだけみよさんの住んでいる地域も、大きく揺れたのと同時に津波警報が発表され、一時避難をしたそうですが、後で振り返ってみると、スムーズに避難できたと実感したといいます。

今回は、そんなおだけさんがいざというときを想定して、今すぐ確認したいことを紹介します。

1.玄関までの動線

いざという時にさっと外に出るには、玄関までの動線がどれだけスムーズかにかかっています。
我が家は廊下がなく、玄関からキッチンが見える間取りになっています。
そのため防災のためというより、単にものがあると見栄えが悪くなるので、床には極力ものを置かないようになりました。

キッチン
玄関まわり

動線の確認ポイント

片づけのサポートをしていると、廊下などが物置になっていることが珍しくはありませんでした。
やはり物置にすることで幅が狭くなり、いざという時に移動を妨げることになります。
何か置いている場合は、収納などに移動するようにすると無難です。

特に危ないのは階段

特にチェックしたい場所は階段です。
中には階段が物置になっているパターンがありました。

階段は動線が狭くなるだけでなく、躓いて転倒や転落の原因になる場合もあります。
また、地震の揺れで置いてあるものが落ちてくる可能性もあり、さらに危険です。
ここが物置だと百害に繋がるおそれがあるので、置きっぱなしにしているものがあれば収納に移動しましょう。

2.玄関

動線は勿論、玄関もものが多いと逃げ遅れなどの原因になりかねないです。

玄関の確認ポイント

玄関は靴などが散乱しがちな場所。
だしっぱしにしておく靴を決めたりして、散乱しないような工夫を。
また、玄関に意外と増えがちなものが傘です。
傘が家族の人数分以上ないか、一度確認しましょう。

いつ起こるかわからないので…

災害は起こらないに越したことはないけれど、起こらないという保証がありません。
私の住んでいるところは災害が少なく、起こらないという保証はないのに防災に関する備えが少なかったと、今回の震災で反省しました。

震災後で防災意識が高まっている今、休日にチェックしてみてはいかがでしょうか。

■執筆/おだけみよ…汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
編集/サンキュ!編集部

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