久保建英が古巣から7試合ぶりの今季7点目も“恩返し弾”を喜ばず!6戦ぶり得点のソシエダは劇的AT弾でマジョルカに2-1勝利

現地時間2月18日に開催されたラ・リーガの第25節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダがマジョルカと敵地で対戦した。

かつて計2シーズンに渡って在籍した古巣との一戦で、久保はいつも通り4-3-3の右ウイングで先発した。

公式戦5試合連続で無得点のソシエダは開始4分、サンチェスにペナルティエリアの外からネットを揺らされ、先制を許す。

いきなりビハインドを負ったソシエダは12分、左サイドからクロスを受けた久保がボックス内でキープし、ラストパス。スビメンディが狙うも、GKライコビッチに阻まれる。

なかなかいい形が作り出せないソシエダは38分、カウンターから右サイドでボールを受けた久保がドリブルで持ち込んで左足を一振り。DFが出した足の下を抜ける鋭いシュートでネットを揺らしてみせた。

これがチームにとって6試合ぶりの得点。公式戦7試合ぶり、リーガでは5試合ぶりの今季7点目を決めた日本代表MFは、古巣に敬意を示し、セレブレーションを封印した。

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さらに、後半アディショナルタイムには、相手CBライージョが主審への抗議と拍手をした行為で、立て続けにイエローカードを受けて退場。数的優位となる。

それでも、マジョルカの守備に手を焼くアウェーチームは67分、バレネチェアが左サイドから狙うも枠を外れる。

83分には、久保が自ら得たFKを蹴るも、アンドレ・シウバには惜しくも合わない。その4分後には、バレネチェアが狙うもこれもライコビッチのファインセーブに阻まれた。

このまま1-1のドローで終了するかに思われた後半アディショナルタイム3分、メリーノがヘッドで勝ち越し弾。ソシエダが2-1で劇的勝利を飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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