書籍やレコードじっくり品定め 盛岡市民福祉バンク大市

レコード売り場で掘り出し物を熱心に探す来場者

 盛岡市民福祉バンク(伊藤純理事長)は19日まで、同市菜園のカワトクで福祉バンク大市を開いている。市民らから寄付された衣類や書籍、食器、工具など6万点以上が並ぶ。

 年1回の販売となるレコード売り場では、多くの買い物客がじっくり品定めしていた。タオルを買い求めた滝沢市穴口の森井麻里子さん(60)は「いい物をたくさんお得に買える」と喜んだ。

 市内4福祉施設で作られた食品や雑貨を販売するもりおか福祉ブランドフェアも同時開催。伊藤理事長(67)は「物や人の『輪』がつながってくれればうれしい」と来場を呼びかける。

 午前10時~午後7時(19日は同4時まで)。問い合わせは同バンク(019.652.0879)へ。

© 株式会社岩手日報社