大分市で県サッカー協会の創立75周年記念式典 日本協会の田嶋会長が講演【大分県】

講演する日本サッカー協会の田嶋幸三会長=大分市
県サッカー協会創立75周年記念講演会の参加者
代表して特別功労賞を受け取ったヴェルスパ大分の生口明宏ゼネラルマネジャー(右)と県サッカー協会の大場俊二会長

 県サッカー協会の創立75周年記念式典が18日、大分市内のホテルであり、日本協会の田嶋幸三会長が「世界を目指すために地方が果たすべき役割」と題して講演した。

 田嶋会長はJ2大分トリニータをはじめ、サッカーやフットサルのチームが県内に複数あることを挙げ、「夢を目指す環境が多く、模範的だ」と評価した。

 2018年、22年のワールドカップの映像を上映し、若手選手が世界の舞台を早く経験することの重要性を強調。「経験の蓄積を還元し、チームは強くなれる。常に代表選手を輩出する県になってほしい」と訴えた。

 式典には関係者ら約350人が出席。県協会の大場俊二会長が功労があった4チームと40人を表彰した。

 被表彰者・団体は次の通り。

 【特別功労賞】▽団体 新日鉄大分サッカー部、大分フットボールクラブ、中津OBシニアサッカークラブ、ヴェルスパ大分

 ▽個人 吉武博文

 【個人感謝賞】生野睦夫、阿部喜代栄、石川信二、伊藤浩、石橋健司、中尾和広、佐藤信幸、三浦政人、安藤豊治、清末陽一、日坂泰弘、黒田誠、大塚幸己、川野末広、小野俊二郎、上野寛、戸田明生、関憲二、渡辺孝一、佐竹利雄、栗山等、入井裕之、元吉俊博、今戸章了、木下富喜、由利繁弘、友成義郎、山本一広、田嶋啓一郎、佐藤貢、野田初美、井上順子、大津康夫、野村哲也、甲斐正三、工藤高信、後藤啓之、佐藤岳雄、萩原隆博

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