第71回鹿児島県下一周市郡対抗駅伝競走大会第3日は19日午前9時、県内12地区代表の選手たちが出水市の野田支所前を一斉にスタートした。霧島市までの11区間122.2キロで争う。
レースは、郷土入りする姶良と、3日連続で日間優勝を狙う鹿児島を軸に展開しそうだ。総合3位の川辺や同5位の川薩、主力が好調な日置も上位をうかがう。
鍵となるのは、エースがそろう3、5区と最長15.2キロの11区。姶良は初日に好走した選手を中心に配置し、前半から逃げ切りを図る。鹿児島は初出走の選手たちが活躍すれば面白い。
後を追うのは川薩、川辺、日置、肝属あたりか。選手層の薄い出水、指宿、熊毛、大島のほか、第4日に照準を定める曽於も苦しいレースを強いられそう。伊佐は序盤に力のある選手を起用し、地元で1桁順位を目指す。