5区を終えトップ姶良。2位に川辺が浮上、3位鹿児島〈県下一周駅伝 2024 第3日5区まとめ #373駅伝〉

 第71回鹿児島県下一周市郡対抗駅伝競走大会第3日は19日午前9時、県内12地区代表の選手たちが出水市の野田支所前を一斉にスタートした。霧島市までの11区間122.2キロで争う。前半の5区を終えて姶良が首位に立っている。

 レースは序盤、初日から2日連続で日間優勝を果たした鹿児島が先頭を引っ張る展開。3区サレーが区間賞を取り、差を広げたが、姶良が4区に入って猛追。高尾が7.7㎞付近で先行する鹿児島をとらえると、1秒差のトップで姶良がたすきリレー。姶良は5区で後続との差をさらに広げた。

 5区でひときわ輝きを放ったのが川辺の新星デジェン。2位鹿児島と2分以上差でたすきを受け取ると、前へ前へと歩を進め、一気に逆転。従来の区間記録を大幅に更新する区間新記録の快走だった。首位姶良との差も14秒まで縮めた。鹿児島は3位に後退した。

 4位以降は、日置、肝属、川薩。6位川薩に合わせて以降の6チーム(指宿、熊毛、出水、伊佐、大島、曽於)が繰り上げスタートとなった。

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