J開幕戦で注目の“パリ五輪世代”対決! 京都・川﨑颯太は「デュエル」で柏・細谷真大を抑えられるか

Jリーグは2月19日、2024年シーズンの開幕PRイベントを都内で開催。ACLの試合前日で不参加となった川崎を除く、J1の19チームの代表選手が集まった。

昨季は3節でチームの初得点を決めている京都のMF川﨑颯太は、「毎週自分がゴールを決めたいという気持ちでプレーに望んでます。(昨季の)僕のあのゴールがあってからチームも勢いづいたと思っているので、それを3節じゃなくて1節目から見せたい」と、開幕の柏戦への意気込みを語った。

川﨑が今季のテーマに掲げたのは「デュエル」。特に、開幕戦では同じ2001年生まれのパリ五輪世代、細谷真大との勝負を楽しみにしているという。

「昨季はホームゲームで(細谷に)2点取られて敗戦した記憶もあります。同年代が活躍するのは嬉しい一方で、やっぱり自分もチームも絶対やられたくないって気持ちがある。(細谷とは)ポジションは違いますが、カウンターなどでデュエルの場面も何回かあると思います。そこで絶対に良い流れを作らせないのが大事かなと」

また「僕とか真大とかがJリーグで活躍して、その姿を代表でも見せるのが一番」と奮い立つ。

昨季は13位で終盤まで残留争いに巻き込まれた京都。川﨑ら若手の成長が昨季以上の成績をもたらせるか。

「自分たちがやってやる、今年こそやってやるというメラメラした選手が今年は多くいると思うので、すごく楽しみにしています」

京都の新シーズンは2月25日のアウェー柏戦から始まる。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

© 日本スポーツ企画出版社