珠洲市に派遣された岡山市職員3人が報告「要配慮者の入浴や衛生環境対策の支援が必要」

能登半島地震の被災地に派遣されていた岡山市の職員が、大森市長に現地の状況などを報告しました。

報告を行ったのは石川県珠洲市に派遣された岡山市の保健師ら3人です。3人は今月11日から7日間、高齢化率が5割を超える地域で、避難者の健康状態の把握やトイレなどの衛生管理業務を担いました。能登半島地震から1か月余り経ったいまも断水が続く中、要配慮者などへの入浴支援や衛生環境対策の支援が必要と報告しました。

(岡山市保健所 健康づくり課 槌田江三子さん〈保健師〉)
「入浴サービスっていうのも、各避難所でできる所から始めていくということで。態勢づくりもかなり大変に苦労されていると感じました。日頃の備えがすごく大事だと実感しました」

岡山市は、3月9日まで合わせて24人の職員を派遣し被災地での支援を行います。

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