福山城跡の発掘調査で「櫓」の石垣発見 市民に一般公開  広島・福山市

福山市が福山城跡で進めている発掘調査で「櫓」の石垣を発見し、一般公開しました。「櫓」はかつて、西側の守りを担っていたとみられます。

見つかったのは、福山城の西側にあった「神辺二番櫓」の石垣です。この櫓は、西方面の守りを固めるためのものでしたが、明治初期の「廃城令」で撤去されました。

そして福山市が城の西側を発掘調査したところ、今月初旬、高さおよそ2メートルの石垣の一部を発見。19日に1日限定で公開し、およそ30人が訪れました。

■見に来た人は

「びっくりした。実際見るのと想像するのでは全然違うと思った」

■福山市文化振興課 唐津彰治 学芸員

「引き続き福山城の魅力を調査をして、明らかにしたい」

市は調査を終えた後に石垣を埋め戻しますが、映像や写真を市のホームページで公開する予定です。

【2024年2月19日放送】

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