現役時代はぽっちゃり姿で話題に…アザールが悲痛な叫び「10か月多くを捧げた。オフの数週間も走れなんて」「ビールが大好き」

昨年10月に現役引退を発表したエデン・アザール氏が、自身へのぽっちゃり批判について口を開いた。英紙『Daily Mail』が2月19日付けで伝えている。

33歳の元ベルギー代表MFは、2019年夏に鳴り物入りでレアル・マドリーに加入するも、プレシーズンキャンプに明らかにウェイトオーバーの状態で登場。以降もオフの度に、アスリートに似つかわしくないシルエットが話題となった。

現在はオンオフなく家族と有意義な時間を過ごしているアザール氏は、渦中にあった当時を振り返り、「僕は毎年夏になると4、5キロ体重が増えていた」と明かした。

「10か月間多くを捧げ、最高レベルで身体を使い、苦労が絶えなかったんだ。だからオフはオフだ。『何かしろ』なんて求めないでくれ。家族と一緒にいるのも、ビーチに行くのも楽しいから、その3、4週間も走れなんて言わないでくれ。子どもたちとビーチでフットボールをするのは問題ないけど、走れとは言わないでほしい。

僕のキャリアを振り返ってみると、(シーズンの)最初の1か月はまだ始まったばかりだと思っていた。9月、10月から調子を上げていく感じだ。自分の身体と心をベストな状態にする時間が必要だったんだ」

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ベルギー屈指のレジェンドはまた、「家族や友人と一緒に過ごす時間が大好きだ。『何か食べろ』って言われたら食べるよ。嫌いなものでも食べるよ!」とも。特に母国の名産品が大のお気に入りのようだ。

「僕らベルギー人はビールが大好きなんだ。世界一のビールがあるからね。だからといって、毎日飲んでいたとは言わないよ。それは違う。でも良い試合の後には、1、2杯は良いものだよ」

1年の大半でハードなプレーを続け、オフはごくわずか。アザール氏の主張は“束の間の休みくらい、自分の好きにさせてくれ!”という悲痛な叫びでもあった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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