続く「季節外れの暖かさ」影響か…早くもソメイヨシノ「開花」した木も 街中には早くも「春の装い」

19日の山陰地方は、前線や湿った空気の影響で雨が降ったところもありましたが、季節外れの暖かさが続いています。この暖かさの影響か、開花し始めたソメイヨシノもありました。

19日の正午ごろ、鳥取県米子市では

小崎純佳 キャスター
「正午前の米子市です。上空は厚い雲に覆われていますが、寒さは控えめ。過ごしやすい体感です」

19日の山陰地方は、日本海にある前線に向かって南から湿った空気が流れ込んだ影響で、気温があがりました。

街の人は
「あったかいよね。まだ2月だけど。風がもわっとしていて」

まだ2月ですが、ダウンや厚手のコートの出番は少なく、待ちゆく人なかにはすでに春の装いの人も見られました。

19日の正午時点の気温は、米子で17.7度、鳥取で16.9度、松江で17.6度となりました。

こうした中…

小林健和 キャスター
「このところの暖かさに誘われたのでしょうか、こちらのソメイヨシノの枝先からですね、いくつかサクラの花が咲き始めています」

ソメイヨシノのサクラが咲き始めていた場所は、鳥取県伯耆町の県道45号沿いにある桜並木です。

植えられている数本の木からサクラが開花し始めていました。

暖かいことが影響したのでしょうか。

日本樹木医会鳥取県支部 西垣眞太郎 事務局長
「基本的にこの冬は暖かいです。それで、急に(開花の)スイッチが入っているのが開花したんじゃないかと思います」

季節外れの暖かさが続いたことなどにより、咲いてしまったのではないかということです。

日本樹木医会鳥取県支部 西垣眞太郎 事務局長
「突発的に開いたサクラは、普通とは開花のスイッチが違った花です」

小林健和 キャスター
「同じ木の他のサクラは予定通り咲くということでしょうか?」

日本樹木医会鳥取県支部 西垣眞太郎 事務局長
「私はそう思います」

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