現地時間２月18日に開催されたプレミアリーグ第25節で、マンチェスター・ユナイテッドはルートンに２－１で勝利し、リーグ戦４連勝を達成した。
このアウェーゲームでマンチェスター・Ｕの全２ゴールを奪ったのがデンマーク代表FWのラスムス・ホイルンドだ。
試合開始36秒に相手のクリアミスを拾って左足で先制ゴールを奪うと、７分にはアレハンドロ・ガルナチョのシュートに反応。胸でコースを変えて追加点を奪ってみせた。
絶好調のホイルンドはこれでリーグ戦６戦連発。『スカイスポーツ』によると、21歳14日での６試合連続得点は、イングランド人MFジョー・ウィロック（ニューカッスル）の21歳272日を塗り替えるイングランド・トップリーグにおける史上最年少記録だという。
この活躍ぶりにマンチェスター・Ｕのファンは、以下のようにコメントしている。
「敏捷性、ボックス内でのポジショニング、強さ、そして素晴らしいフィニッシュ。彼はハーランドよりも優れている」
「メッシとロナウドを除いて、いままで見た中で最高の選手だ」
「この調子の良さは、まさにファンタスティックだ」
「いまのユナイテッドで最も頼れる選手」
昨夏に6400万ポンド（約115億2000万円）という高額の移籍金で加入しながらも、リーグ戦18節までゴールもアシストもなかったホイルンド。しかし、初ゴールを決めた19節アストン・ビラ戦以降は、出場６試合で７ゴール・２アシストとまさにエースの働きを披露している。
目を覚ましたデンマーク代表の若きストライカーは、苦しむ名門クラブを牽引し、ノルマとも言えるチャンピオンズリーグ出場権獲得に導くことはできるのか。今後のさらなるゴールラッシュに期待したい。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
