大陸から低気圧や前線が近づいた影響で、兵庫県内では19日、全域で断続的に雨が降った。神戸地方気象台によると、4月のような暖かさだった先週から一変し、3月初旬までの最高気温は10度前後と平年並みかやや低くなり、冬の冷え込みが戻ってきそう。
19日は二十四節気の一つ「雨水」。雪解けが始まり、農耕を始める時期の目安とされる。神戸市内では同日午後に雨が強まる時間帯があり、中央区の大丸神戸店前では路面を雨が打つ中、足早に横断歩道を渡る人の姿も見られた。
天気は24日に一時持ち直すものの、26日まではどんよりした日が続く。日中の最高気温も21日から平年並みに下がり、27日からは平年より低くなると予測されている。(前川茂之)