神戸元町商店街(1番街~6丁目)を題材に、遠近法を用いて緻密に描いた鳥瞰図6枚が、同5丁目商店街(中央区元町通5)に展示されている。25日まで。
5月の「神戸元町」誕生150年に合わせ、同商店街連合会が「過去・現在・未来」をテーマに3年間実施する記念事業の一環。
鳥瞰図は神戸出身の鳥瞰図絵師、青山大介さんが製作。全長1.2キロに連なる約300店舗と行き交う市民らを忠実に描いた。
また、より広く神戸の町並みを描いた鳥瞰図も合わせて展示しているほか、同3丁目商店街のタペストリーとして飾られている。今後、店舗や店主をモチーフにした剪画12枚の展示も予定しているという。
中多英二事務局長は「普段見ている商店街を、鳥瞰図の視点で楽しんで」とPRする。鳥瞰図の展示は午前11時~午後5時。(安藤真子)